また、自分が自己啓発本ばかり読んでも、ちっとも変わらないと思っている人も多いはず。
私は自己啓発本を電子書籍を含め、100冊以上を2年間で読みました。
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本を読めば成功すると思わせるようなタイトルに溢れ、翻弄された体験は記憶に浅いです。
私が思う本来の自己啓発本のあり方は、主体的に動けるきっかけを作る ことだと思います。
ところが、自己啓発本ばかりを読んで、上から目線だけが発達していったことがありました。
本を読まない人を「学ばない人」という見方も強まった印象です。
これらの原因を文章にして、周りに自己啓発本ばかり読む人に違和感を持つ方に理解をしていただきます。
また、本を読んでも成功の兆しが見えずモヤモヤしている方にも、ぜひご一読いただければ幸いです。
今回の記事内容
・自己啓発本ばかり読む人から脱却する方法
個人的な経験と意見という前提で記事にしています。
自己啓発本ばかり読む人になりやすい3つの理由
自己啓発本ばかり読む人が気になっている方に、3つの理由を理解してもらえば、違和感は多少収まると思います。
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あくまでも、個人の意見だという見方でよろしくお願いしますね。
私が思う自己啓発本ばかり読む人を一言で表すと「真面目で熱心、信じやすい人」です。
自分が陥った「読んで学んで終わり」になっていた経験から、陥りやすい理由を振り返りました。
2.読書習慣のあり方を決めつけられやすい
3.読んで活動した気分に浸りやすい
そして、ビジネス系発信者の言葉を信じて自分の意見を持てず、行動も他人の真似になりやすくなります。
1.自信がないと思い込み過ぎる
自信がないと思い込み過ぎて「本を読めば変われる!」という気持ちがありました。
・だから取り入れる必要がある
そんな思いが肥大して、他者の意見に共感して「イコール自分」と思いがちでした。
魅力的な本のタイトルが溢れ「人生が変わる」など、読み漁ったのです。
自信がないから変わろうとした行動が、他者の意見の刷り込みに変わってしまったという一つの私の事例です。
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変わりたい、成長したいという意欲が強すぎた反動とも言えるでしょうか。
バランスを忘れていた気がします。
他者の意見を聞き入れる姿勢が強くなり、強い言葉や発信に自分の軸がブレていた気がします。
2.本を読む人は「できる人」の思考に入りやすい
自己啓発本に限らず、本を読む人という範囲でも言える話です。
本を読む人は「学ぶ人50%」に入り、できる人のように勘違いをしやすいと振り返って思いました。
日本人が月1冊も読書しない人が50%というデータ、一度はどこかで聞いたことがありませんか。
データを元に、月1冊を読めば「学ぶ人」になり、読み続ければ「変わる」と信じ込んでいた気がします。
そして「できる人」の勘違いを起こしがちで「自分は学んでいる人だ」という自負が出やすいです。
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さらに学びを深めるため、本に留まらずセミナーに参加したりしました。
学ぶこと自体は良い心掛けですが、やはり節度があり自分の目的を見失っては、本末転倒ですね。
3.学んで満足した気分になりやすい
自己啓発本は「良い変化」に触れることが多いので、学んで満足した気分になりやすいです。
ひと仕事を終えた!という達成感みたいなものに浸るイメージでしょうか。
しかし、実際に行動したのは「本を読んだ」ことだけですね。
本来の自分がやりたいこと、やるべきことに手を付けていなければ、進んでいないという現実を受け入れられなくなるでしょう。
自己啓発本が現実を惑わす快楽物質のような存在になってしまっていたと、振り返って思いました。
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今は程々にして、本質を書いてある本を見極めていくようにしています。
読書を楽しめないやり方ではあると思いますが、、、
そこは、個人の自由という意見に逃げますね笑
受け取る側の意識次第ではあると思います。
個人的に思う不満は、ウェブ上でも最低限の発言責任は持って欲しいかなと思います。
というのも、ビジネス系インフルエンサーは「人気」を集めるのが目的です。
フォロワーや実績ばかりに目がいき、自分の体験を自分の言葉で話していない?と感じることがあります。
一方的な決めつけに発展しにくい書き方、伝え方を見つけていければ良いかなと思いました。
この章のまとめ
この章のまとめとして、自己啓発本ばかり読む人の違和感は、次の一言をご理解いただければ幸いです。
馬鹿にしたくなる側面があると思います。
ただ、本を読むという行動はしているんだなぁ~ というハードル下げた目線になれると、違和感は収まると思います。
次は自己啓発本を読んでも変わらないと感じる、モヤモヤしている方への処方箋です。
自己啓発本ばかり読む人から脱却する方法
ここからは、自己啓発本ばかり読んだ自覚があり、思うようにいかずモヤモヤしている方に向けての内容です。
結論から言うと、本を厳選していくことです。
読みすぎている人は、知識を詰め込みすぎている可能性があります。
これでは自分がどうしたいのか?を考える余白すらない状態です。
ですので、本を選ぶことで「捨てて良いもの、受け入れるもの」が自分の中で明確になっていきます。
明確になると、自分の意志で選んだ実感を持つことになり、やるべきことが絞られていきました。
そのおかげか本を読む数も厳選され、過度な期待(変われるなど)を持たずに読めています。
(もちろん、完璧ではありません)
個人の感覚の話で恐縮ですが、参考となる方法をまとめました。
![](https://ishikawa-friend.com/wp-content/uploads/2023/09/自己啓発本 読まないほうがいい サムネイル-160x90.jpg)
本を厳選するために売る・処分するものを作る
読んだ実績に優越感を持ち本棚を見て、満足感に浸っていました。
本を読め!という発信者の言葉だけを信じて、一生懸命に読んでいた気もします。
読んだ本数は習慣化できた!ぐらいに留めて
「役に立った、また読んでも意味がある」という本を厳選してみることをおすすめします。
厳選していき、気づいたことがありました。
・以前に出版された本のタイトルを言い換えただけ
本を売る・処分する目的は、思考と本棚の整理をして自分の意志を合理化していくことです。
知識を詰め過ぎたら何をすればよいのか?が余計にわからなくなるでしょう。
増やすことより、減らすほうが結果を実感しやすかったです。
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廃棄する、売ることは「思い切り」がある程度必要です。
その潔さは、自己啓発で言う主体的な行動ができるきっかけにもなる気がします。
読書の結果の受け取り方は「自由」と理解する
読書した結果の受け取り方は、本人の自由です。
当たり前だ!と思うかもしれません。
しかし「読書したらアウトプットしなければ意味がない」という見方が強すぎる気がします。
「アウトプットが大事」の根本はベストセラーの「アウトプット大全」の影響が強いと見ています。
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「アウトプット」にこだわり過ぎた伝え方が多いのではないでしょうか。
著者への言及ではなく、伝える側の課題では?ということです。
この1つの意見でまとまる話ではないでしょうか。
次のような成果主義の観点が強いと思っています。
お金にならない
私は、読書の位置づけを考えた続けた結果、これらも1つの考えかな?という見方になりました。
本を読むことはあなた自身の「自由」だと理解していくことができれば、自己啓発本にハマる確率も減っていくでしょう。
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まとめ:自己啓発本を読んだら敢えて判断する
最後にまとめとして、自己啓発本を読んだら敢えて「いるか、要らないか?」の判断をしてみることをおすすめします。
心に響く内容だったり、なんとも思わなかったり、さまざまな本があることに気づきます。
満足感に浸ると、ドーパミン中毒と言われる快感を求める癖が強くなっていきやすいです。
ですので、本棚に残すか?売るのか?処分するか?を決めていくと良いです。
読み返すことは1年に1回あるかないかでした。
(個人によりますが)
自分で選ぶことで、自信は意識せずとも気づいたらあった!なんてこともあります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
よろしければ、他の記事もご覧いただけると幸いです。
それではまた、次回の投稿でお会いしましょう!
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