コミュニティの運営は近年、難しいと思っています。
たくさんのセミナーや会合が溢れて、ちょっぴり顔出し程度の参加をしている方も多いです。
運営は「積極的に参加して欲しい」と思う一方、
参加者は「積極的になりたいけど、どこまで?」というラインがわからなかったりします。
私は運営経験より、参加する側のほうがメインでした。
振り返ると、3つほど同時に参加しており、徐々に減らし今は限定できています。
将来の生き方を組み立てる構想の中で
「コミュニティ」の壁が生まれると想像しました。
コミュニティ参加者としてご意見番のように見る癖が出て
大学時代のサークル運営を思い出したりしました。
すると、できないことをやろうとしていたかも?と感じ、参考記事が書ける!と思い、この投稿に至ります。
運営が難しいという理由を見ていき、運営立場として持っておいたら良いマインドセットをお伝えしますね。
コミュニティの運営が難しいと感じる理由
コミュニティの運営は難しいと感じた理由を深掘りました。
すると「参加者をコントロールしようとしている?」とわかったのです。
参加は目的を持って
無数のコミュニティが存在している
無数のコミュニティが存在しているのも理由と考えています。
参加者も選び放題で、
一つのコミュニティに集中ができない現実があります。
セミナー、ウェビナーへの参加も、コミュニティへの意識を薄くする要素です。
会が変われば人も変わるので、いろいろな環境を味わうのは、心も消耗しやすいのではと思います。
気づいたら増えているもの
・Facebookコミュニティ
・セミナー参加者専用のグループ
などなど、意図せず増えているのがたくさんあります。
参加者も増減を繰り返す中、選び放題では参加者を増やすことも難しいでしょう。
![](https://ishikawa-friend.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
私は一つのセミナーの運営サポートを1回しただけで
Facebookメッセンジャーのグループが10個以上できました。
コミュニティ以外の要素もあるので、難しさは一概に運営の責任とは言えないですね。
黒字化と労力が割り合わない
コミュニティ運営の難しさの一つとして、労力に割り合わないと思うことがありました。
仕事なら嫌なことでもお金がもらえて報いがあります。
しかし、コミュニティ運営は最低限の参加費、または厚意で実施しているところが多いでしょう。
8割以上は厚意による運営がほとんどで、
会費を高くすれば、クオリティを上げる必要があります。
バランスを取る難しさも影響していると言えますね。
ではどのようにコミュニティを運営すれば、健全になっていくのか?
マインドが9割を占めると思ったのでまとめてみました。
コミュニティ運営に疲弊しないマインドセット
せっかく作ったコミュニティ、長く続けて発展させたいです。
ただ、発展のあまり会費を高くしたり、目的を見失ったりするのは、これに限ったことではありませんね。
結論として、コントロールできない結果だけを追い求めないこと が運営に疲弊しないマインドセットだと思います。
数値目標、人数などは運営に最低限かかる費用だったり、バランスを考えていけば良いでしょう。
しかし、それらの目標はあくまで運営の話。
参加者はメリットとなるものを求めるので、より良くする方向を考えるのがベストと言えるでしょう。
そこで、コントロールできないことを考えずにいられるマインドセットをまとめてみました。
参加者は常に入れ替わる
参加者は入れ替わるのが普通と思っておいたら良いです。
1人でも減ると、魅力を感じなかった?と思ったりしますが「参加、退会は自由」というマインドでいると、落胆しないでしょう。
退会を防ぐために策を考えるかもしれません。
しかし、無理な妨げは自由を奪うことにもなります。
自分が「どんなコミュニティなら居たいと思えるのか?」を振り返ってみると、対策が出てきたります。
1人の参加者を大事にする気持ちはわかります。
ただ、相手の自由を奪えば好意が逆効果に働き、不評になっていく予想もできます。
数字の成果意識を下げてみる
数字目標を持つところは少ないと思いますが、
コミュニティに成果を求めすぎると、運営もお金目的になります。
苦しいと思ったとき、コミュニティの目的を一度振り返るタイミングと思います。
数字の結果は完璧にコントロールができませんね。
運営側の欲が強いと参加しなかった方たちに、がっかりしてしまいます。
そんなときは、成果を意識しすぎているかも?と振り返ってみると、解決策が出るかもしれません。
まとめ:コミュニティの発展は小さな一歩から
私はコミュニティは参加者の数で見ていました。
しかし、大事なのは参加している人が
「充実しているか?」を考えること。
数値の目標を立てると、目的を忘れがちです。
運営が難しい場合は、できる範囲を絞れば充実したコミュニティになることが予想できます。
コミュニティを作る前に、規模、自分のリソースのバランスを考えてみると、ちょうどいいラインが見えてくると思います。
自分が運営経験ないけど、未来の自分のためにも記事を書いておきました。
なにかの参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
よろしければ、他の記事もご覧くださいね。
それではまた、次回の投稿でお会いしましょう!
コメント