嫌なことをノートに書くと逆効果で、余計に悪くなるのではないか?
科学的に良いとされる方法を試し、いまいち効果を感じてないからでしょうか。
書くことの効果が立証されているのは、ご存じの方も多いでしょう。
ただ、思ったより効果が出ない!
むしろ、余計に悪くなった!
やっているのに効果を感じないのは、よくあります。
その理由は個人的に「結果の先わかり」だと思っています。
これは「情報を勝手に知りすぎる」のが原因だと、自分の結論に至りました。
ピンとこないかも知れませんが、情報と結果を先に知る落とし穴もあると見ています。
今回は嫌なことをノートに書くと逆効果になる理由を分析しました。
また、書いて効果がある方法を、オリジナルですが参考にしてもらえたら幸いです。
嫌なことをノートに書くと逆効果な理由のまとめ
私が思う逆効果になる理由を探りました。
結論から言うと
抽象的ですが、的を得ていると思っています。
嫌なことをノートに書くのは、
・ムカつくことばかり
など、ネガティブな気持ちを改善するためだと思います。
しかし、書いていて効果がないと思うのは
「先に結果を知っている」から、イメージ通りにならないと判断するわけです。
結果ありきで書くことになる
結果を先に知ると、純粋な気持ちで取り組めないです。
自分が試している感覚がない、というか答えがわかっている試験で100点が取れないことを残念がる気持ち?
感覚を例えるの下手で申し訳ございません。
その理由はやはり、科学的データの結果を先に知ってしまうからです。
おそらく、書くことの効果について発信している人は、データの結果だけを伝えていませんか。
・〇%の方が解消した
・だからやってみるといい
このように聞いて試した方が多いのではないかと思います。
ここに落とし穴があると気づきました。
・自分もやればそうなる
・やってみたけど、聞いたような効果がない
・その人が試した結果ではない
先に結果を知っているから、頭にインプットされていて、純粋に試したことを見れないと思うのです。
実験対象の人は結果を知らない
実験の対象となった人たちは、結果を気にせず言われたことをやっていたはずです。
だから実験であり、答えがわかっている検証は、、、写しと同じですね笑
また、科学的根拠があっても、自分に効果があるかはわかりません。
自分自身も一人のデータとなりますね。
あくまでも、大勢の傾向として客観的に見ておくほうが、一喜一憂しないで済みます。
というより、やはり結果を先に知るのが逆効果の影響が強いと思っています。
嫌なものが残り続けるのは逆効果
ノートに嫌なことを書いても、どんな感情を持つかは終わってみないとわからず、やる前は想像です。
危険とわかってやる人が少ないように、良い結末を想像しながら行動するのもイメージの力です。
行動のきっかけなら良いですが、
今回の「嫌なことをノートに書く」については、
イメージが大きな影響を持っていると感じています。
ちょっと想像して欲しいです。
「嫌なことに満ちたノートが、デスクの上に常にある」
言葉にしてみるとわかりやすいです。
印象付けではなく事実で、やはり嫌なイメージまたは記録されたものが、残っている自体、逆効果になりやすいと言えます。
書くことに関しては試したことが多いので、参考までに効果を感じやすい方法をお伝えしますね。
嫌なことをノートに書いて効果を発揮する方法
嫌なことをノートに書く習慣ができているなら、それは活かすべきでしょう。
まずは「書く」ということ自体、何かしらの良さが出ています。
やってみて良いか悪いかの判断より、今の不安を解消するほうが良いし、私も「今に集中できる習慣」に繋がっていると感じます。
その方法、というか心の持ち方を参考に書きますね。
書く習慣があるだけで褒める
自分で書いていることを褒めてみます。
嫌なことを書いてスッキリした状態じゃないと効果なし、というのは基準が高すぎますね。
嫌なことで終わらず、プラスに働く見方ができれば、書く効果も上がると見ています。
無理やり前向きにするのではなく、書いた事実を一つの結果と認めるのです。
期待通りの結果になれば嬉しいです。
ただ、基準も高いことが多いので、少しの変化を認める習慣が、嫌なことをノートに書く回数も減ってきます。
私は「書く瞑想」を実施して、ネガティブな出来事が減っていることに気づきました。
参考記事
捨てる紙に書いて廃棄する
嫌なことを書くのは、ノートより捨てる紙にすることをおすすめします。
さっきもお伝えした通り、
嫌なことを書いたノートをずっと残しておくと、空気感的にもネガティブが漂うと思えません?
スピリチュアル的な話ではないですが、実際に「念」というのは、見えないところであると思います。
嫌なことを書き出したら、出ていけ!と思って捨てる。
身体の動きと一緒に「捨てる」行為をしてみたら、ラクになりやすいです。
初めは頭に良い結果ばかりをイメージし過ぎて、意味ないと思うかもですが、ぜひ試してみて欲しいです。
これらは意識して結果を出すより、その場の嫌な空気感を投げ捨てる気持ちでやってみたら、効果がありました。
自己理解に目を向ける
嫌なことに目を向けるのは嫌です笑
向き合うと言ったら面倒なことをイメージしがちです。
しかし、書くことを続けていたら自然に「どうしてこう思った?」と見れるようになります。
出来事に反応するのは感情なので、その感情が起こる理由を知れたら「自己理解」が成功です。
反応するクセを改善すれば、嫌なことをノートに書かなくて済みます。
参考本
この本は落ち込んでいるときや、いつも自信がないと思っている方に最適です。
私も今も実践しています。
また、書く習慣は続けてみてくださいね。
まとめ:書いている状態を認めると、嫌なことは減る
今回の場合においては、結果よりその場の感情を受け流していくほうを優先したほうが、効果があると思っています。
やはり、書いた後の結果を意識しすぎれば、自分の「試した結果はどう思う?」という部分がなくなります。
科学の根拠データは「結果を知らない人」が無意識に取り組んで出たものです。
結末を意識しすぎないよう、コレ以外のことでも参考になれば幸いです。
今取り組んでいる自分を認めることができれば、いやゆる自己肯定感も上がると思います。
書く習慣があるだけでも、アドバンテージなので続けて試しての繰り返しですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
よろしければ、他の記事もご覧下さいね。
それではまた、次回の投稿でお会いしましょう!
コメント