空手でスタイルが良くなる?
Googleの検索窓にあった言葉ですが、これは本当かもしれません。
空手歴12年ですが、猫背が勝手に改善して身長が1~2センチ伸びました。
姿勢が良くなると、スラッと見える効果もあり、スタイルが良くなると思っています。
また、運動する習慣が付くこともメリットでしょう。
空手がなぜバランスが良いのか?
ここでは健康と結びつけた空手のあり方の話をします。
イメージ先行で、バチバチにやり合う姿が頭に浮かび「痛い」と思われやすい空手。
ですが、健康面でも一役買っていることがわかりました。
空手でスタイルが良くなる秘訣はバランスの良さ
先述の通り、空手でスタイルが良くなる秘訣は?と聞かれたら、バランスの良さと言えるでしょう。
ここでいうバランスは、左右に偏りなく鍛錬していくことです。
例えば右で構えるのが得意だから右に特化するだけでなく、左も整えていきます。
苦手意識を「バランス」という形で偏りをなくしていきます。
野球で例えるなら、左右の手で投げられて、打つのも両方できる4刀流です。
例えの話なので、実際にやっていることではないです。
バランスがどうして大事で、スタイルが良くなるのか?
根拠を経験から分析してみました。
姿勢が矯正されていく
冒頭でお伝えした通り、姿勢が改善して身長が伸びたのは事実です。
特別なことではなく、左右均等に体重をかけて、偏りを作らない基本の構えがあったからと思っています。
構える習慣を付けるだけで、姿勢が整っていました。
構え方も左前と右前の両方することで、さらに効果が期待できます。
左右の鍛錬回数が一緒
左右で鍛錬する回数が一緒なので、偏りが出にくくなります。
右10回やったなら左も10回やります。
バランスを取るのは、仏教の中道の精神が影響しているかもしれません。
球技に関して投げたり打ったりすることに、バランスは逆効果と思います。
右投げのほうが力が出るのに、左も強くするとなると、時間がかかりますね。
そんな教え方をしている人は見たことありませんが、伝えたいことがわかっていただければ幸いです。
バランスを取るというのは、マイナスな見方だと「特徴や個性がない」となりますね。
ただ得意なことは、やっているうちにわかってきます。
有酸素と筋トレの割合がいい
3つ目の理由として、1回の稽古で有酸素と筋トレをするバランスが取れていると見ています。
型や基本の稽古は有酸素の割合が8割で、2割は筋トレ要素があります。
そればかりじゃなく、持久力も自然に上がっていきました。
そして、有酸素だけではなく、腕立てやスクワットもやったりします。
ジムのように道具は使いません。
自重トレーニングだけですが、身体は引き締まっていきました。
ここに関しては根拠が乏しく、感覚での話で申し訳ありません。
基礎の体力を上げたり、地味に見える動きだったりと、意外と基本的なことをやっています。
年はとっても身体が重いと感じたことは、ほぼないです。
空手を組手だけのイメージ、なんとか変えたいし、温故知新のようにしていきたい思いがありますね。
まとめ:空手を健康に使うことをしたい
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
最後に空手の思いを書いておきますね。
私は空手を12年、辞めるのがもったいない気持ちで続けてきました。
12年経って黒帯にする機会ができて、ようやく「やってきて良かった」と思いました。
空手は組手(スパーリングのこと)で強くなることを目的としています。
しかし、これは時代遅れと少々感じます。
変えるべきと思うのは、告知の仕方です。
空手をやる=組手で強くなる
こんな目的で入ってくる人だけではありません。
また、組手で強くなることで精神が鍛えられると言っているのは、指導者の都合の良い解釈です。
強くなった自負と痛みに耐えて抑えられた感情が
何かのきっかけで、暴力事件に発展していることも、見ていかなければなりません。
自ら超えていく力を習得させていくのが、指導する側の立場だと思っています。
空手を怪我しにくい身体を作る健康面で人にアピールしたいと思うこの頃です。
身体や脳の知識を学んで、実体験を伝えていくような道場が開くのが、密かな野望です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
よろしければ、他の記事もご覧くださいね。
それではまた、次回の投稿でお会いしましょう!
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