自己啓発本は読まない方がいい!?
これから読もうとしていたのに、そんな発信を見てしまい本を読むのに迷いが出た!
自己啓発本を読むことに違和感を持っている方に、経験から言えることをブログに書きました。
SNS上では
「本は読んだ方がいい」
「本なんて読まないでいい」
どっちがいいの?と、自己啓発本を読もうとしている人には混乱を起こしていることでしょう。
私の結論としては、読む習慣はあっても良いです。
しかし、節度が大事ということに落ち着きました。
最近、読書自体の定義を決めつける発信やキャッチコピーが多すぎています。
本を読めば人生が変わる!
本を読まない人は成功しない!
などちょっと冷静に見ると「本当?」って疑うレベルの言葉が溢れています。
そのあたりの探求もしてみたので、このようなことがわかります。
・本を否定する人はどんな人か
・本を読むことのおすすめな自分の中での位置づけ
それでは見ていきましょう。
自己啓発本は読まない方がいいと思う4つの理由
「自己啓発本を読まない方がいい」と思う理由を探ってみました。
アンケートを取った方がいるぐらい、議論は白熱しそうなものです。
また、自己啓発本を読まない方がいいと言った人は、個人的な印象で読み漁った人が多かったです。
読む習慣がない人が「読むな」というのは置いといて
読み漁る、または読みすぎた人が気づいたことがあります。
その気づきが「読まない方がいい」という言葉に変わったと見ています。
ただ、読書習慣が月に1冊もなかった方に対して「読まなくて良い」と私は言わないでしょう。
読書は個人の自由ですが、読まないより読んだほうがいい、とは思っています。
ここでは「読む習慣があるけど迷いがある人」向けに書いていきますね。
1.読んで満足、成長した気分で終わる
「読んで満足、成長した気分」になって終わりだったのです。
キャッチコピーが過激になりつつある本のタイトルは「読めば変わる」とか最近は普通に書かれています。
ちょっと考えれば「そんなわけあるかよ!」というツッコミもできます。
ところが、本気で人生を変えようと思っている方には「刺さる言葉」なのです。
私の経験を少し話すと、自己啓発本を年間100冊以上を読みました。
書いてあることに疑いもなく、読んで満足「変わった」と思っていた時期があったのです。
ところが振り返ると「状況はまったく変わっていないよね!」と気づきました。
成長した気分を味わっているだけかも?となったのです。
ですので今は、この記事のように体験を発信することにしました。
この記事自体も「自己啓発」の部類なのか、微妙なところです。
ただ「学んで終わり」は本人は全く気づきません!
また、次のことが危惧するべきことで、深い意味があります。
2.「他者ありき」な考えになりやすい
自己啓発本なのに、他者の意見に準ずる人になっていく気がしたのです。
自己啓発本とは、自己啓発の言葉の意味の通り
本来は本を読んで、自ら高めていく動きをするのが理想ではないでしょうか。
意見が分かれる部分ですが次のように考えています。
・他者の意見は大事だけど、自分で考えることが減る
人の生き様に触れることは大事です。
悩みを解決するきっかけにもなるし、自分が行動を起こす要素にもなるでしょう。
ただ、私は発信する立場を目指す人に「読書は節度が大事」と伝えます。
それは読書を多くすればするほど、他者の考えに触れて「自分で考える」習慣が減ります。
節度を自分で考えないと、他人の意見で動く人になりやすいです。
自己啓発本を読むかどうかの勧めは、その人の状況によって違うと言えます。
どんな人に最適か?を考えられると、上手な伝え方になるかなと思います。
3.上から目線になりやすい
本を読む人はエリートのように、1割のすごい人に入る。
表現は違いますが「学ぶあなたたちは偉い!」と言っている方もいます。
学んでいると自己重要感とか、自分を認める意識が高まるせいか、学ばない人を「悪」とする傾向があります。
恥ずかしながら、上から目線で思ってた時期あります。
個人的に考える、自己啓発本を読んだら上から目線になりやすい理由は、2つあります。
・読書しない人が多いから、優れた方の仲間入り
自己啓発本を読むと成長した気分なり、さらに社会人になり月1冊も本を読まない人は50%もいるとか!
本を読めば学ぶ人50%のほうになるので、一皮剥けたと感じるのかなと、振り返って思います。
本を読まな人が多いのは残念ですが、データは傾向なので「自分はどう?」のほうが大事です。
4.キャッチコピーと中身の不一致が多い
私の主観が強い意見ですが、本のタイトルでもある「キャッチコピー」が最近は強い言葉を使っています。
・月収が年収にすぐなる
出版記念で編集者の話を聞いたことがあります。
売れない時代だから、興味を引くタイトルに必死のようです。
ただ、強いタイトルをつけるなら、中身も伴ったものにする必要があります。
興味を引くだけ引いて、新しい気付きはほとんどなし。
ストレートかもしれませんが、最初の言葉だけを変えて中身は「結局それかよ!」と感じるものばかりでした。
情報を知らない人からすれば、価値があります。
ただ、少し調べたらわかることのほうが多いです。
要は「本も売れるだけを考えている」と見れます。
具体的な経験は、感覚でしかないですが、本を読んで感じたのは次のようなものです。
・短期間で売れた実績の本 → マーケティングの基本とペルソナ
・実績がすごさの背景 → 過去の私はクソ人間でした
「あなただからできたんじゃない?」と疑う内容の本が増えてきています。
本もネタが尽きているし、情報がすぐ手に入る時代では、キャッチコピーだけが先走っている気もしました。
自己啓発本は節度が大事
ここまで自己啓発本を読まないほうがいい理由4つを書いてみました。
自己啓発本は節度を考える必要があります。
ハマりすぎると自分で考えて発信、または行動することが少なくなるからです。
ですので、自分の心に響いたと感じる本以外は、整理していくことをおすすめします。
・本棚を整理して必要な本だけ残す
また次のような思い込みがあったら、問いかけてみると自分の意見が出ます。
本の内容を実践しなければならない → 読んだ後の結果は全て成果にしなければならない?
あくまでも一例なので、自分の中での自己啓発本の位置づけを考えること、おすすめします。
避けたいと思うのは「学んで成長した気分で発信おろそか」です。
自己啓発本の本質は「自力の努力をしなさいよ」?
この記事のタイトルの通り
自己啓発本の結論としては「全ては自分の努力」と言われている印象が残りました。
キャッチコピーは本を買ってもらうための強いワードを使い、結局は「自分が変わる」ことを伝えています。
そのきっかけが本になれば良いのですが「成功者の価値観の押しつけ」のように感じる本もあります。
・枠を超えていく
・得意を活かす
・成功者の意見を聞く
「勝てば官軍」という言葉が当てはまる要素がたくさんと感じます。
行動した結果をどう受け取るかは本人が気づいていくこと。
こう思えば、私は自分が何をできるか?に集中できるようになっていきました。
発信する必要がある人へのおすすめな読書のあり方
自己啓発本を読んで終わりにしたくない方の参考になればと思い、おすすめな読書のあり方を書きます。
あり方とは、日常で読書をどの位置づけにするか?です。
自己啓発本を読み漁った時期は、講座のように新しい知識を入れることに専念しました。
ただ私は発信をしていくべきなのに、学んで終わりはおかしいと長い時間をかけて気づきました。
そして、読書の効果に関する研究を調べていくと「癒やし」が強いと個人的に思ったのです。
読書はリラックス効果に使う
発信していく必要がある方には、読書をリラックス効果に使うことをおすすめします。
読書をリラックス効果に位置づけると、気軽に読めて知識が入ってきます。
・アウトプットが大事
・読んで成長しなければ!
本来は自然にやれれば良いことを義務的に感じることも減っていきました。
自己啓発本は著者の成長が書いてあることがほとんど。
自分では答えが見つからない!と思ったとき、人の考えに触れると動きやすかったです。
私の意見も決めつけることはしません。
あくまでも「自分はどうかな?」と自己理解につながる気付きにしてもらえると幸いです。
読書に関してはカテゴリーを設けています。
随時更新していくので、このブログをぜひブックマークしてもらえると嬉しいです。
それではまた、次回の投稿でお会いしましょう!
コメント