日本でライドシェアがなぜ進まないのか?利権防衛とイメージが悪いから?

個人ノート
この記事は約8分で読めます。

日本でライドシェアがなぜ進まないのか?を考えてみました。

一個人の意見ですが、
タクシー業界ならではの利権と、社会的イメージが影響していると思っています。

私はライドシェアに賛成派ですが、タクシー業界の慎重さも理解しています。

ブログを書く前は、地元で観光タクシーをやりたい!と思っていました。

そのため、普通2種免許も取りましたが、自由な働き方を目指す方向にシフトしました。

そんな中、ライドシェア制度が整ったら「理想の生き方」に近い形で実現できる!

こんな期待がありましたが、解禁になるには多くの課題がありそうです。

解禁案が出て思うのは、

日本の古風なあり方が新しいスタイルを妨げている!

そんな気がしてなりません。

今回は日本でライドシェアがなぜ進まないのか?を個人的な見方で分析してみました。

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日本でライドシェアがなぜ進まない?利権と業界イメージが起因

ライドシェア イメージ画像

日本でライドシェアがなぜ進まないのか?

個人的に以下の3つが大きな要因だと思っています。

タクシー業界の利権確保と事情
・ドライバーと利用者の安全性
・法整備

一番の進まない理由はタクシー業界の利権で、
その他の理由は、利権を守っていることを見せない後付けだと感じてしょうがないです。

給与体制がライドシェアを阻んでいる?

タクシー業界が人手不足なのに、なぜライドシェアの参入を許さないのでしょうか。

需要に答えるならば、ライドシェアで自由な働き方をしたい人にお願いすることはできると思います。

それなのに、

でもライドシェアが進まないのは、
業界の給与システムではないでしょうか。

固定給はなく、ほぼ完全歩合制なので、利用者が少ないほど自分の所得に影響するからです。

これでは業界もライドシェアを受け入れることはできず、強い反発があるのは納得できます。

 

次に書くことは、社会全体が変わっていくべきと思うイメージのことです。

また、タクシー業界自体も受け入れて、改善を進めていくべきという願いもあります。

人手不足だけど求職者が増えない理由

タクシー業界が人手不足なのは、報道にあるとおりでしょう。

理由は

・高齢化
・インバウンドの需要増

バランスが取れなくなり、供給が追いついていない状態です。

求人がたくさんあるのに、どうして人が集まらないのでしょうか。

一つは今言った給与体制があり、乗車しなければ給料に影響します。

つねに「人が多く集まる場所」や時間帯に気を遣って売上を操作します。

できる人は良いですが、運転は好きだけど「数字を作るのが苦手」という方もいませんか。

私もその部類で、運転に成果主義を持ちたくない人です。

常に「集客」の仕組みを自転車操業で作るのは、よほど「稼ぐ」ことに特化しないと続かないでしょう。

業界の給与体系を受け入れるしかないかもしれません。

ですが、雇用されながら不安定なのは、会社のメリットが実感しづらいでしょう。

社会的ステータスが低いイメージ

悪いイメージ 画像

これは、タクシー業界自体も自覚してしまっている感が強いと思っています。

会社は常に業績と事業拡大のために動いています。

その「成長」が激化して、進路を見出すのが難しい業界もあります。

・給与も身分も上げていかなければならない
・社会的に貢献できて、実績も名も通ることをしていくべき

こんな上辺だけの成長概念からで、
タクシー業界が「下」に見られている、もしくは自分たちでも見ている可能性が高いです。

すると、運転手も成長を見込めず、こんな考えになりやすいと言えませんか。

・どうせ未来の可能性もない仕事だ

そのため

・定年退職後にする人が多い
・働き世代は魅力を感じない
・社会的にもタクシー運転手は下に見られる

必要性を理解せず、成長志向だけで判断している風潮が強いと感じます。

物流、人の流れを止めれば経済も回りません。

「成長と可能性」だけを見て「必要性」を理解しないほうが問題です。

これらは、タクシー業界のイメチェンと、社会全体が「運搬」に関する理解をしていくべきところだと思います。

利権が減る恐れより大事なこと

まずタクシー業界は
「利権が減る、利益が減る」という考えは、
業界が見方を変えていくべきところでしょう。

会社の事業維持と利益確保は当然かも知れませんが、
ニーズに応える動きを考えていくのが先決ではないでしょうか。

ライドシェアの参入に強く反対する意見が「利益」としか見れない理由が多いです。

それらは変えていくべきところで、また個人や法人一つではどうにもならないところです。

そこでライドシェアは

一つのマイナスイメージをカバーできる。

こんな期待を持つ見方をしています。

運転手をステータスで見ないあり方

デメリットを消す イメージ画像

ライドシェアの魅力は、ドライバーが働き方を自由にできるところです。

最近感じる、働く人の思いは
社会に貢献して給与アップと役職向上よりも

給与はそこそこ、時間のほうが大事

ではないかと感じています。

出世を目指している人からすれば「逃げた」と極論な見方をする人がいるぐらいです。

しかし、成果主義がタクシー業界ならず、
その他の業界に人手不足を招いているのは、なんとなく伝わったでしょうか。

そして、ライドシェアで働く人は

・空いた時間も仕事をする人
・何か目的があって個人でしている人

ちょっと都合の良い見方かもしれませんが、
運転手が社会的ステータスを気にせずに済みます。

フリーランスになってわかりましたが、経営の自覚が芽生えている状態です。

運転手としても、社会的ステータスに怯えず、堂々と取り組める期待をしています。

それに、観光がメインのお客が多いと思うので、その場を楽しくすることが求められるスキルかなとも。

※ステータスのこと言い過ぎかもしれません。
ただ、生きづらさは優劣を作る基準から生まれます。
ですので、デメリットと感じなくする都合の良い見方を書きました。

ライドシェアとタクシーの共存を目指すべき

全ての顧客がライドシェアを利用するとは限りません。

・プロのほうが信用できる
・タクシー会社の領収書が必要
・個人はちゃんと教育がされていない

このように、ライドシェアに対する信用性が高まるには、実績を集める必要がありますね。

ビジネス客は利用するでしょう。

法整備は期待するしかないですが、自分たちでできることがあります。

それを見つけることが、共存の一歩かなと思います。

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ライドシェアが社会問題を解決していく運転手のあり方

運転手のあり方 イメージ画像

もし、ライドシェアが解禁されていくなら、運転するほうも、働く姿勢を整えていくべきでしょう。

といっても、次に書くことは「当たり前」の一言で済ませられるかもしれません。

しかし、基本的なことが顧客と運転手、双方にメリットが生まれることもあります。

自分もライドシェアをしたい人なので、運転手としてのあり方をまとめてみました。

タクシー会社の基準で自ら動く

基準 イメージ画像

ライドシェアで運転する人は、個人の基準が影響します。

運転して人を届けるだけ。

このような気持ちでは、ライドシェアが務まるとは思えないし、この結果が「下に見られる」ことを生み出す気もします。

タクシー会社の基準を想像範囲で書くと

・アルコールチェック
・睡眠不足を解消、体調を崩しにくい生活習慣
・人を乗せている自覚

どれも「当たり前」と思うかもしれません。

しかし、できていないから起こる不具合、多い気がします。

これらが会社では規則として成立し、遵守していますが、個人ではその人次第になります。

稼げる!と思ってライドシェアをしますが、お金をいただく意識、整えるべきではないでしょうか。

車と人は一定の清潔感を保つ

清潔感 イメージ画像

車と人の清潔感は評価に直接影響するでしょう。

ライドシェアは基本的に「相互評価」があります。

お客がドライバーを評価するだけでなく、ドライバーもお客を評価できます。

口コミがあるからきちんとする、のはちょっと違いますね。

ですが、相互評価があるから
自分の基準も高めなくては、利用者も減っていくでしょう。

話す態度もそうですが、内面の美しさよりこの場合は、パッと見た印象が特に大事ではないでしょうか。

代行の運転者が汗臭い、髪はボサボサ油、こんな人だった経験があります。

その人だけかもしれませんが、もうその会社は頼まないと思ってしまうし、相互評価ならその他にも影響するでしょう。

運転の荒さに気をつける

自分の運転の乗り心地は、乗せてみないとわかりません。

しかし、ブレーキ具合が急だったり、スピードも出していると乗客は不安になるでしょう。

必ずしも「早く到着」が仕事量ではありません。

歩合制だから数をこなすため、スピードを出す人も出てくるでしょう。

しかし、安全は基本中の基本、これを忘れている乗客と乗員、多いと思います。

早く着くより「ゆったりと楽しく」が良いのではないでしょうか。

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まとめ:ライドシェアとタクシーの共存ができればいい

個人は信用できないという方もいるので、そんな方はタクシーを使えばよいでしょう。

また、ビジネス客がライドシェアを利用することは、当面考えづらいと思います。

それぞれの顧客層に合った、旅客の仕方があるし共存を期待したいところです。

ただ、給与体制が歩合なだけに、
死活問題に直結しやすいのが課題でしょう。

利権争いが起こりますが、ライドシェアは相互評価で成り立つ仕組み。

お金を払うほうが偉い!ではなく、対価を同価値にする。

これが本来のお金の得方だと思います。

今日は感情的に書いたり、都合の良い見方をしたりした文章でした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

よろしければ、他の記事もご覧下さいね。

それではまた、次回の投稿でお会いしましょう!

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