ビジネスとはお金を稼ぐことではない?
スポーツ用品ブランド「ナイキ」の創業者が言った言葉です。
「ビジネス」という言葉は便利で、お金のやり取りを抽象的に言えます。
ただ、人によって使い方も様々で、自分なりの定義を言える人は少ないでしょう。
また、それが言えたとしても環境が変われば価値も変わり、絶対的なものは言えません。
自分の定義を言うときは、環境を限られた場面で伝えることで理解を得られると思います。
今回は私の意見と、ビジネスを教えている副業・起業界に対する疑問を書きました。
ビジネスとはお金を稼ぐことではないを深掘りしてみた
個人的に、この言葉の背景で一つ言えると思うのがありました。
世界の99%は利益を追求することがビジネス、と思われていますね。
お金を稼ぎたい、もっと欲しいと思う「欲」は誰でもあるし、私もあります。
しかし、欲の見え方に対して怒ったり、文句を言ったりするのではないでしょうか。
欲に溺れたり気付かされたりして、
お金は一つの手段として捉えることができたら、ワンランク上になる。
そう思えます。
しかし、これらは額の大きさで決まるものでもありません。
欲を超えるのは、少量のお金でもできます。
ビジネスとはサバイバル?
資本主義の観点からすれば、売れる=成長となるのが基本です。
しかし、私はビジネスにサバイバル論を釜しているのが引っかかります。
・お金を稼ぐこと
・社会貢献した証拠
とくに最後の「社会貢献」については結果論で、稼いだ人だけの都合の良い見方になっていると感じます。
勝てば官軍という言葉の通り「稼いでいるからOK」という考えが根本にあるから、実績があると重みがある。
このように考えがちです。
ただ、最近は人気だけを上げたく、人気を阻害する要素は排除して、社会的な責任を無視した形で売れている人、多くなった気がします。
とくにSNSの台頭で、インフルエンサーが良くない形で影響を与えることもありますね。
さらに私がもっと疑問視しているのが、副業・起業を教えるビジネス系の方たちです。
副業・起業界に溢れる誤った「ビジネス」
私は副業・起業を教えているビジネス系の方たちは、売ることに特化しすぎていると感じます。
なぜなら、人の欲を汲み取った「期待感を煽った収益モデル」と思っているからです。
・人間関係の改善
この2つは「やってみないとわからないこと」ではないでしょうか。
どんなに優れたマーケターでも、売れると思うのは経験と予想でしかないはずです。
冷静に考えたら、うまい話はないですが、それでも言葉巧みに高額商材を買わせる売り言葉を考えてきます。
一辺倒に「甘い話に乗るほうがアホ」という見方をしてくる人には「お前こそ、それを生み出す原因にもなっている」と言いたいですね笑
稼いだ額で判断するのはストップ
資本主義の日本ですが、稼いだ額が大きいとインパクトがあります。
ネットで見かける起業関係の発信者は、実績アピールと理想の未来をイメージさせて、期待感を煽ります。
「稼いでいるからすごい」と思うのは一般的です。
ただ、実績って書くだけなら何でもできて、偏った見方をさせると「すごい」と見えます。
ひどい人は「嘘」を言っています。
ですので、一つの判断材料ぐらいに留める見方を持つと良かったです。
実績はあくまで参考の一つにしたほうが良いです。
耳を傾けさせる材料で、大事なのは「自分に何が提供されるか?」だと思います。
ビジネスは三方良しを目指すべき
きれい事かもしれませんが、やはり三方良しを目指すべきではないでしょうか。
今のビジネスの流れを客観的に視ると
・前年比を超えていかなければならない
・人件費を抑えたい、でも良い人は欲しい
・何でも競争に疲れる人が増えている
こんなサイクルが出て「心もお金も余裕がない」状態と見えます。
人手不足ですが、本音は「お金がかからないできる人」が欲しいのが現状と思えて仕方ありません。
イラストを依頼したことがあり「安く済ませて良い品が欲しい。」
恥ずかしながらこう思う自分がいました。
これらは自分らの利益率を高めるためには必要な視点です。
ですが、相手に少し犠牲になってもらうやり方でもあり、良い品が生まれることはなかったです。
やはり、時間はかかるけど、売り手や買い手、その先にいる相手の三者が納得できるラインを目指すほうが良いでしょう。
まとめ:自分の価値観を考えていく習慣が大事
ビジネスについてや他のことでも、自分の価値観を考えていく習慣があると良いです。
お金だけを見れば良いですが、これでは「仕事人間」「仕事以外は楽しめない」人になる気がします。
私自身も「ビジネス」に関して、言葉にできていない部分があります。
ただ、稼げた金額が高いからという結果論で言いたくありません。
自分ができること、試した結果を伝えられるよう日々書いています。
今日の記事が参考になったら幸いです。
それではまた、次回の投稿でお会いしましょう!
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