私もビジネス書を読むな!と一時思っていました。
意味ないとか極論になるのは「真面目な方」だと見ています。
読書をすれば変わる!
強く思い、人にコントロールされた読書の仕方になり、主体的な読書ではない可能性が高いです。
私は幸い極論からは脱して、読む本の種類を変えて「読書を楽しむ」位置づけにできました。
ビジネス書は読むなと極論になる方の気持ちは少しわかる気がします。
極論になる理由を振り返り、寄り添いながら、自分の読書ができる方法を一緒に探っていきましょう。
ビジネス書は読むな!?意味ないと極論になる理由
ビジネス書は読むな!意味ない!
このように思ったことがありました。
SNSでも「本なんて読んでも意味がない!」というのを見かけたりします。
私の例で言うと
「最も効率的に自分のビジネスが上手くいく方法を探していた」
というループに陥っていました。
とある自称起業塾のセミナーを受ける前は、読書を楽しめていました。
全ての原因がセミナーとまではいきません。
ただ「ビジネスを立ち上げる」という気持ちが強くなります。
すると、学ぶことで満足する日々だったことに気づいたのです。
自分のやってきたことを受け入れられず、本なんて読まずとも成功はしていく!と極論になりました。
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今は冒頭のとおり、本を選ぶことができ、読書の位置づけが自分の中で整ってきました。
自分のことを「真面目」と思っていますが、
マイナスなところは「柔軟に考えることができない場合もある」でしょうか。
落ち着くことでわかってきたことがあり、こうやって記事にしています。
読むな!と極論になる理由を少し見ていきましょう。
刺激的なタイトル本で中身が薄い
著者の自己満足で終わる本は読むな!
と言いたいですが、読み終えた人だけが言えることです。
ただ、本屋に行くと次のようなタイトル本が溢れていませんか?
このようなタイトル本、増えた理由はインターネットの発展です。
情報の価値が下がり、本から得る知識にも影響が及びました。
そして、出版社の売上も減っています。
個人的な印象として、1990年代までは「本は誰もが認める成功者」の叡智が入った印象でした。
ところが最近は「人生が激変」「秘訣」など「おっ何?」と思うタイトルが多いです。
本を読んだだけで人生が変われば、ほとんどの人が本を出版するし成功者で溢れます。
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出版記念講演を視聴したことがありました。
その時、編集長の出版基準が「SNSフォロワー◯人以上」
という条件で、売れるかどうかだけを考えていると言わんばかりでした。
売れなければ、出版社も赤字なので「タイトルに命を懸ける」のは、発信する立場としてもわかります。
そして、実際に読んだ本は偉人の名言を利用した、人気目的だったりとか、、、
そんな印象の本を多く読んでいた時期がありました。
フロントエンドに使う書籍が多くなった
フロントエンドとは、簡単に言うと「集客用の告知または体験商品」です。
試食コーナーがわかりやすいと思います。
試食品を購入してもらうために、その場で食べてもらいますよね。
食べ物なら納得できると思います。
ただ、無形の商品の場合は、お金を払う人の結果を大切にする必要があると思います。
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本では立派なことが書いてあり、その人のメルマガを読んだら
売り込みばかり!そして「今やらないと!」と煽ることばかりでした。
それが悪いわけではありません。
ただ
・言ってることが矛盾してない?
と疑問を感じずにはいられませんでした。
(真面目が出ていますね笑)
このような本ばかり読めば「ビジネス書は読むな!」という結論に至るのが自然だと思います。
やはり、本を見極める目線と自分の読書のあり方は、決めていく必要がありますね。
「ビジネス書は読むな」と極論にならない読書の仕方
![読書の仕方 イメージ画像](https://ishikawa-friend.com/wp-content/uploads/2023/11/読書の仕方 イメージ画像-300x200.jpg)
読書の位置づけを自分で決めていくのがベストです。
本を読むことで
・人の考えに触れて参考になる
など、日常での一コマで捉えていければ、主体的に読書ができていると思います。
読んで良かった自分の中のベストセラーが出たら、周りに勧めることも可能になりますね。
極論にならない読書の位置づけができるよう、私が悩まされて少し解消できたことをシェアします。
アウトプットは自由、良いこと以外でもOK
本を読んだらアウトプットが大事!
読書習慣を習得しようとした方なら、一度は聞いた言葉ではないでしょうか。
精神科医の樺沢紫苑さんのベストセラー本「アウトプット大全」が原点だと思います。
アウトプットに賛成ですが「しなければならない」という風潮が強くなってきました。
自分にとって「イマイチ」な本に出会うこともあります。
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良くなかったと思う点をダメだと感じる必要はありません。
批判より、どうして思ったのか?を自分で理解するほうが大切だと思っています。
あなたにとっての「イマイチ」もアウトプットではないでしょうか。
本は参考程度、自己理解のために利用する
自己理解のために利用するのは、読書の位置づけを決められる良い方法だと思いました。
世間の風潮では「成功者の意見は聞くべきだ」というのが一般的です。
ただ、自分の形?を作っていくなら、人の意見を参考程度にして工夫するのがベストでしょう。
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参考というと、適当感が出てしまう言葉ですね。
ただ、自分の読書のあり方を作るなら、参考のほうが良いです。
間違ったやり方、正しいやり方ということを言われたりします。
方程式のように、決まった形があるもには良いでしょう。
しかし、個人で決めるものには幾通りの捉え方があります。
無形なものは、自分の中で位置づけを決められるのが良いでしょう。
個人的なおすすめは「知的生き方文庫」
さいごに、個人的におすすめできる出版社を紹介しますね。
ベストセラー本を文庫の形(小説クラスの大きさ)にしています。
私は健康系・物事の本質を知ることに興味が出てきたので、出版社が選んでくれるのはありがたかったです。
また、刺激的なタイトルも少ないイメージです。
(興味を煽って終わりみたいな)
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もう一つ、文庫本をおすすめする理由は「安い」です。
自己啓発本は1,500円ぐらいします。
文庫本は小さく読みにくい?と思うかもしれませんが、1,000円以下で購入できます。
明るい場所で読めば、読みにくさは解消するので、単行本はお得と言えるでしょう。
紙の本に抵抗があるなら、Kindleの読み放題プランも良いです。
![](https://ishikawa-friend.com/wp-content/uploads/2023/08/Kindle サムネイル2-160x90.jpg)
まとめ:読書は自由、自分の中の位置づけを考えてみる
読書は本人の自由で、自分の中で位置づけが決まれば、極論には至らなかったです。
(他の記事でも同じ結論を言っています、たぶん。。。)
また「本を読んだらアウトプット」に縛られずとも、良い本なら自然に誰かに言ったり書いたりするでしょう。
アウトプットは意識して出るものばかりではありません。
頭で考えて結論が出ないときは「アウトプットしよう」という理論が通用します。
ただ、本を読んだ感想は自由で「アウトプット」を強要している気がしてなりません。
真面目な方は信じてやりやすいので、この記事が参考となれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
よろしければ、他の記事もご覧くださいね。
それではまた、次回の投稿でお会いしましょう!
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