令和6年能登半島地震について石川県野々市市民の思い20240110

個人ノート
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2024年元旦

能登半島を中心に最大震度7の地震があり、広域に渡って甚大な被害が出ました。

一人でも多くの人が助かって欲しい
被災地に今までの生活ができる最低限のインフラが早く整ってほしい

こんな思いで正月を過ごしてきました。

なぜ、今になってこの記事を書くのかも後に記載します。

私は野々市市(ののいちし)という金沢市の隣りにある市に住んでいます。

幸いほぼ無傷で、我が家も軽い置物が倒れたぐらいで、今日の時点で普通どおりに生活できています。

最初の緊急地震速報は16:10分で、私は自転車に乗っていて停まりました。

震度4ほどで、外では立っていられましたが、家の方が飛び出て悲しそうにしていました。

10分ほどで家に戻りましたが、なんともなかったことに安心しました。

しかし、津波警報が出されたときは、
東日本大震災のようになる!と直感的に思い、
家を失う覚悟までしたぐらいです。

テレビなどで報道されている被害地域には申し訳ないぐらい、私のインフラ周り、親戚も被害がゼロです。

しかし、隣の金沢市は少し被害がありました。

体育館は天井が剥がれたり、
沿岸近い本屋さんは、エスカレーターが建物と分離するぐらい亀裂が入ったりしていました。

1月3日ぐらいまではおぼつかない気持ちでいましたが、今は普通にできています。

ただ、1月2日に羽田空港で起こった飛行機の衝突も衝撃でした。

旅客機の乗客乗員の命があったことも、日本のすごさが全て表れていたと思っています。

そして今回の内容は
地震に関して、ブログを書き続けている一人の発信者として、自覚したことと、世間に思ったことがあります。

それを正直に書きました。

令和6年能登半島地震について個人的に思うこと

できることと、こうあってほしかったなぁという思いを書きました。

まずは被害に会った方には、今必要なものを迅速に届けて欲しい願いです。

また、救助対応をしている方には感謝しかありません。

私情が強い内容ですが、ご一読いただければ幸いです。

受け入れ準備が整ったら現地入りを考える

元自衛隊でお笑い芸人の「やす子さん」がテレビで言っていたことをまとめます。

・自衛隊の救助活動員は全て自前の電気、水、燃料を使っている
・素人が現地に行ったら、現地の資源を使うから逆に負担
・ボランティアの受け入れ態勢が整ってから行く

被災地のインフラが整っていない状態で、
気持ちが先走って行ってしまうのは「ありがた迷惑」になりますね。

たとえ、被災地に家族、親戚、友達がいる人にも同じことが当てはまります。

連絡手段はあるので、今いる場所から安否確認をすることが一番ではないでしょうか。

救助に行く人は全て自前でできることが前提という意識、持っておくべきですね。

自粛で自分の行動を制限し過ぎない

震災などがあったとき「自分がこんなことして申し訳ない」という気持ちの方も多いと思います。

できないことが多く、歯がゆい思いになるときもあります。

ただ、自分までもが深刻な心情になる必要はありません。

被災していないなら、日常を送りながらできることをすれば良いと思っています。

個人的に思ったのは、自然の前では人は生きるだけで精一杯。

ステータスやいくら稼いだとか、人の社会で無意識に建てられている階級などは、災害において無意味と思いました。

ただ、これはステータスに溺れないという意味で、寄付や投資で社会が回っている事実を忘れたわけではありません。

無事な人ができるのは「祈り」と「寄付」

現地でボランティアすることが何よりの助け!

こう思っている方は、私を含め多いと思います。

先にも書いた通り、受け入れ態勢が整わない状態で行くのは、迷惑になります。

議員が独自で行った人もいるようで、現地の映像を届ける意味なのかわかりませんが、インプレッション(人気)を得るためと思われても仕方ありません。

それよりは、何かしら継続的な支援をしていく形が一番の信頼ではないでしょうか。

影響力は良いことだけなのか?

私が個人的に「残念、一言ほしかった」と思うことを書きます。

結論から言えば

・災害時の投稿にうんざり
・一言だけで変わるのに
・良いことだけが影響力ではない

私情が強いことですが、地元が被災したからではありません。

これまで災害があったときも、同じことを思っています。

インフルエンサー、インスタグラマー、YouTuber そして発信している全ての人に言えることかもしれません。

今は一般人でもSNSを通して人気を得て、ビジネスも成り立ちます。

しかし、人気が出るほど責任と、その人の社会的な出来事の対応を厳しく見る人が出てきます。

悪く言えば「アンチ」ですが、
大事に思っているファン、フォロワー、視聴者は、
災害を含む、有事の際の対応を見る人も多いのではないでしょうか。

数が勝負な世界でも、人柄を見ている人は必ずいますし、時には厳しい意見を言えるフォロワーや視聴者も必要だと思います。

たった一言で印象は天と地の差?

私はYouTubeとインスタを見ています。

今回の地震で、各人さまざまな反応でした。

・気遣って投稿を控えていた人
・一言お見舞いを言って通常通りの人
・正月は投稿を控えた人
・何事もないように投稿している人

正直、最後に書いたことに当てはまる人は、真意はわかりませんが、発信している自覚が足りていないかもと思ってしまいます。

妨げたのはチャンネル、アカウントの統一性かな

マーケティングを学んだとき、こんなことを教えられました。

チャンネル、アカウントに統一性を持たせる

これを信じていたら、地震に対しての一言は不似合いで、自分の範囲ではないと思うでしょう。

ただ、運営方針と言えど、個性を売りにしているならば、人柄を見られるのは当然の話。

もしくは、どうしていいかわからず、敢えて言わないようにしていたのか。

いずれにせよ、私も一人の発信者なので、書くことを決めました。

私も一人の発信者だった自覚

私もこの記事を書く前、正月から記事を更新していました。

でも、もっと早くに思った時点で書いておけば良かった!と少し後悔しています。

私も一人の発信者だった!

この自覚を忘れていました。

人のことを言っておきながら、自覚がなかったと反省しています。

正直、書くかどうか迷っていて、誰かに届くのだろうか?

こんな思いがありましたが、やはり書くべきだ!と思い、今日投稿することになりました。

数字的に言うと、このブログは月13,000以上の方が新規で見てくれています。

成果至上主義の人だったら「大したことない」数字でしょうが、それでも影響していると自覚したのです。

だから迷わずこの記事を書こう!

今になって、このような記事を書きました。

ネットの世界では、数字の多さが権威のようになっている気がします。

再度言いますが、良い影響だけを与えることは難しく、社会的な出来事への対応も見られていること、発信者としての責任ではないでしょうか。

令和6年能登半島地震の寄付先

義援金、寄付金のサイトを簡単にまとめておきます。

石川県の公式ホームページ

令和6年(2024年)能登半島地震に係る災害義援金の受付について

日本赤十字社

令和6年能登半島地震災害義援金|国内災害義援金・海外救援金へのご寄付|寄付する|日本赤十字社

yahooネット募金

Yahoo!ネット募金 - クレジットカード、Tポイントで手軽に社会貢献!
Tポイントでも寄付できる、日本最大級の寄付ポータルサイト。被災地域の復興、貧困に苦しむ子どもたち、動物の殺処分問題といったさまざまな課題や社会問題を解決するためのプロジェクトを寄付で支援します。

Think The Day

Think The DAY
災害発生前の備えに重きをおき、災害が発生した日からの行動を目指す支援団体 Think The DAYのオフィシャルサイト。ご購入いただいた利益がすべて、災害発生時に必要な物資の購入/備蓄などの寄付につながる「防災セット」も発売中。

私は今回、Think The Dayのサイトから寄付をさせていただきました。

初めて知ったのですが、紗栄子さんが設立した一般社団法人だったのですね。

インプレッション稼ぎのためではなく、心から支援している気持ちと実績があったので、ここにしました。

※義援金の詐欺にご注意ください。
弱みにつけ込む悪質なビジネスを避けるには、自分の判断が欠かせません。
ご自身の判断で的確に支援できることを祈ります。

それでは、今日はこの辺で終わります。

迅速な復興を願うとともに、私も通常の更新をしていきます。

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