教えを信じて活動していた!
でも、一向に良くならない!
それよりか、自由な考えができなくなった
ああ、自分は洗脳されていたんだ!
こんにちは、ニシカワと申します。
普段は旅行・交通系の発信をしています。
私の体験、自己投資も個人ノートとして残すことにしました。
初めは自己啓発セミナーのマインドセットが、行動に影響していたお話です。
私は2年間、ほぼ無収入で貯金を使い、自己投資に300万円近く注ぎ込みました。
投資をすれば、自分が変われる!と思い、熱心に勉強していました。
ところが、冒頭の心の声のように、活動しているけど苦しい状態がずっと続いていました。
その大元は、自己啓発セミナーのやばい洗脳方法とマインドセットにあったとわかったのです。
今回は自己啓発セミナーのやばい洗脳の仕方、発言、目線、マインドセットをお伝えします。
はじめにお断りをしておくことがあります。
ご了承の上読み進めていただくと、自分に最適な見方ができます(多分)
・全ての自己啓発セミナーに当てはまらないこと
・エゴサーチしている方は、先入観を持たないこと
・私が洗脳から自力脱出して、敵対の心が残っていること
個人的な感情が含まれた箇所もあり、客観的にお伝えできていない部分もあります。
そのあたりは個人ブログということで、ご了承いただければ幸いです。
自己啓発セミナーと洗脳の意味
はじめに、自己啓発セミナーと洗脳の意味合いを擦り合わせておきます。
私がお伝えする「自己啓発セミナー」は、次の活動をしているものだとお考え下さい。
皆さんのイメージと合っていましたか。
また「洗脳」の捉え方にも違いがありますね。
私の言う「洗脳」は次の意味です。
疑似の信頼は、本当の信頼ではありません。
「この人の言っていることは何でも正しい」と思わせるための手法です。
本物の洗脳の仕方は、詳しくはわかりません。
ここでは「講師の言葉に従順させる方法」として捉えてくださいね。
自己啓発セミナーの洗脳のやり方
私が受講した自己啓発セミナーの洗脳は、次のような流れです。
お互いが信頼し合うために「絶対悪」を作ります。
絶対悪とは講師と受講者の「共通の敵、悪者」です。
もしゲームで共通の敵がいたら、協力して倒そうと共感が生まれる可能性が高いですよね。
セミナーはマーケティングの手法の一つでもある「共感」を利用しています。
セミナー中の共通の敵は「日本の教育制度」と「両親の育て方」でした。
日本の教育制度では自主的に学んで、自ら能力を高める人が生まれにくい。
両親と学校によって、本来の自分らしさがなくなり、可能性を狭められた!
人は12歳までに、自分の生き方を決断している。
死ぬ直前で後悔する人が多いから、生きた証を残す!
だから、一緒に殻を破っていこうじゃないか!?という雰囲気で、共感を生み出していました。
受講生は「そうだ、そうだ」となって、次第に講師の話を信じるようになります。
>>>勝手に診断|自己啓発セミナーに行くべき人と絶対NGな人
セミナーを受ければ助けてくれる!と救世主が現れたような安心感が出ます。
すると、自ら考えて行動する意識が弱まります。
「ここにいれば、全てが揃っている」と思い、実際に言葉にした人もいました。
運営会社が救ってくれた神のように印象付けられると、疑うことをしません。
わたしはこの思考から抜け出すのに、2年かかりました。
・自問自答の繰り返し
・知人の助言
これらを行って、ようやく抜け出しました。
運営会社の目的はただ一つ、、、受講者からお金を搾り取るためです。
>>>寝言を言うな!と言いたくなる自己啓発セミナーの目標
自己啓発セミナーがやばいと言われる理由
自己啓発セミナーはやばいと言っても、人それぞれ捉え方が違います。
やばいと言われる理由を、言語化してみました。
・宗教
・人を騙す
結論から言えば、詐欺ではないけど「そう言われても仕方ないよね」と言えるやり方で、お金を取っています。
また、強い言葉で感情を揺れ動かし、従わせるのがうまい人が集まっています。
それらを総称して「宗教」と見る人が多く、私もその一人でした。
しかし、それでは宗教団体に失礼とわかりました。
お坊さんの後輩から「宗教」の概念を聞いたら、哲学があって「師匠」が必ずいるとのこと。
ですが、メディアの報道の仕方だけで判断すれば宗教=「お金をだまし取る集団」となってしまいますね。
今回私が体験したセミナーは、自己啓発セミナーの実態をぼかして運営していると感じました。
その中でも「やばい」と感じたことを記載していきます。
自己啓発セミナーのやばい発言と人を舐めた目線
私が自己啓発セミナーで「やばい」と感じたのは法に触れた発言と、人を舐めた目線です。
セミナーは講師と受講生という立場で、講師のほうが情報を持っているから、関係が成り立ちますよね。
だからといって、人を下に扱う言動はいけません。
舐めている?と感じる発端になったのが、法律違反とも言える発言です。
法律違反
当たり前のことを言いますが、法律に触れず活動をするべきです。
しかし、耳を疑う発言がありました。
法律違反の対象は「特定商取引法」です。
特定商取引法は、適正な取引を行えるよう設定された法律で、代表的なのが「クーリングオフ制度」です。
クーリングオフ制度を無視
セミナー受講中に、有料セミナーの紹介を受けました。
それは売り方の部分なので、対象ではありません。
ですが、問題だったのは次の発言です。
「キャンセルした場合は、半額いただきます」
セミナー中の勧誘は「訪問販売」と同等です。
事前に告知、紹介はされていないので、クーリングオフ制度の対象になると見ています。
クーリングオフ制度によれば、契約締結から8日以内でしたら、契約解除できて返金されます。
ところが、キャンセルされないよう妨害行為とも言える発言です。
これを聞いたときのわたしは、「ふ~ん、そうなんだ」ぐらいで、受講を決めていましたw
しかし、後から振り返れば「受講生を舐めてる」としか思えないですね。
もしくは、法律を知らない烏合の衆なのか?
さらに、メルマガ配信も疑わしいやり方でした。
配信解除のボタンがないメルマガ
メルマガに「配信停止」のボタンがないのは「特定電子メール法」に触れています。
主な罰則対象は次のとおりです。
・表示義務に違反した場合
・同意のない人に送信した場合
結論から言えば、グレーゾーンかな?という内容かもしれません。
まずは高額コミュニティを退会したので、コミュニティ内のメルマガも自動で停止になります。
さらに、通常メルマガに「配信停止」があったので、停止依頼をしました。
それなのに、コミュニティ限定メールや休業期間のお知らせが届くのです。
届いたメールは、明らかに有料講座を告知するもので、しかも配信停止ボタンがありません!
情報管理の面でも信頼は持てませんでした。
しかし、調べたら法律の隙間があることがわかったのです。
「広告、宣伝以外の目的ならば配信停止ボタンがなくても、法律の適用にはならない」
また「付随的に広告宣伝をする」ものもOKという内容です。
これを知って送信していたかはわかりません。
最終的に私がしたことは会社の「問い合わせ」からDMの一切停止の依頼です。
ようやくメールも来なくなり、解決することができました。
不審にも程があり、内情を知った人からすれば、売上への執着が見えます。
社長が「執着が悩みを生む」と仏教の思想をほざいていたくせに!
と心の声が、、、しかしやっていることは矛盾だらけの団体です。
※法律関連で間違っていたら助言をお願いいたします。
法律に触れるギリギリなことをやれるのは、次にお伝えするマインドセットがあるからでしょう。
自己啓発セミナーのやばいと感じたマインドセット
自己啓発セミナーには、やばいマインドセットが付き物なイメージがありますか。
その通りでやばいと思うのは、自分の存在が特別であると勘違いしやすい強い言葉です。
セミナー受講者はいくつかのパターンに別れました。
・病気が悪化して自分迷子な人
・素人がプロと名乗ってビジネスしている人
強いマインドセットは、その後の人生に影響を与えやすいのが理解できたと思います。
ですので、発信者は限定した環境で生きる言葉で伝える必要があると見ています。
>>>経験者が語る|自己啓発セミナーに参加した末路を選別しました
>>>金返せ!と言いたくなる自己啓発セミナーの講師とサポーター
>>>【仰天】ブラック企業の鑑!自己啓発セミナーの運営サポーター
それでは、個人的に「やばい」と思ったマインドセットを話していきます。
自分が源
結論から言うと、自分原因論に基づいた根性論です。
今ある環境、感情は全て自分が作り出している。
「つらい」と思うのは、あなたが選択しているからです。
正論ですが、自分でコントロールできる人は、そもそもセミナーを受けません。
受講者が「他人の言葉で生きている」と決めつけているから、こんな言葉が出てくると思えます。
>>>自己啓発の発信を辞めた3つの理由|①フォローに限界がある
>>>自己啓発の発信を辞めた3つの理由|②できない人を強化する
>>>自己啓発の発信を辞めた3つの理由|③正論と努力しかない
この言葉が活きるのは、自分自身が改善しようと心から思っているときです。
また、怒ったときなどに「大人になる」精神で、許すときが有効でした。
真面目な人は、全部自分のせいにして「自分はダメだ」と負のループに入りやすい言葉です。
時と場合のフォローは必ずしておくべきと思います。
犯罪しなければ何をしてもいい
「犯罪しなければ何をやってもいい」とセミナー中に配られたテキストに記載がありました。
残しておきたくなかったので廃棄して証拠はありませんが、はっきりと覚えています。
この言葉の背景には「実績至上主義」があると見ています。
>>>偽善者だ!自己啓発セミナー社長の飛躍しすぎた経営理念
実は自己啓発セミナーですが、表向きはコーチング起業とか、副業支援で集客をしています。
期間中は人生をかけたチャレンジと銘打って、知り合いにコーチングセッションを行い、クライアント獲得します。
詳しくはこちらの記事をご覧いただくと、全てがわかります。
>>>実録!コーチングを隠れ蓑にした自己啓発セミナー
>>>ぼったくりと言える自己啓発ビジネスの稼ぐ方法
金額の目標達成なら何が何でもする!
こんな雰囲気作りをセミナー期間中にやらされていました。
すると、高揚感が理性を勝り「何でも来いや~」ぐらいにハイテンションになります。
しかし、目標はあくまで自分だけのもの。
お金をいただく人には関係ありません。
この言葉だけでは、お金をもらう側を無視して自己都合を押し付けた売り方になります。
ビジネスを教えるなら、お金をもらう仕組みから詳しく教えるべきではないでしょうか。
ましてや、自分で稼いだことがない人たちです。
そんな人らが、詐欺まがいと口コミで言われている手法で稼ぐのは、自己啓発への冒涜にもなりません?
ちょっと高ぶった感情になりましたが、話を飛躍し過ぎている運営だと思っているからです。
参考記事
>>>はぁ起業塾?呆然となる自己啓発セミナーのビジネスモデル
まとめ:自己啓発セミナーは見極めてください
ここまで自己啓発セミナーのやばい実態と洗脳の仕方、マインドセットをお伝えしてきました。
もし、自己啓発セミナーのエゴサーチしている方は、見極めるようにしてください。
今回お伝えしたセミナーの特徴を元にご自身の基準を作ると、冷静に判断しやすくなります。
たとえば
・広告で何をする講座なのかが明確にわかる
(ブログ・アフィリエイト・転売など)
・自分の精神状態を確認する
(今は落ち込んでいるなど、客観的に見て欲しい)
私は今でこそ、客観的に記事にできていますが、受講当時は迷いなく信じていました笑
昔から「絶対騙されるよ」と言われてきたし、真っ直ぐでピュアすぎると自分でも思います。
この記事が誰かのお役に立てれば幸いです。
さいごまでお読みいただき、ありがとうございました。
本来は旅・交通・買い物系の記事を綴る目的でこのブログを運営しています。
個人が経験したことも連載する一環として、自己啓発セミナーの体験記をお届けしました。
自己啓発セミナー関連は、話せば長くなるので記事を分けています。
>>>カテゴリー:自己啓発セミナー
それではまた、次回の投稿でお会いしましょう!
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