自転車の無灯火をスマホライトで代用できるか?
法律関連をまとめてみました。
たしかにライトがない自転車だったら、スマホライトで代用できるかもしれません。
調べてみると、やはり自転車に定められたライトを付けなければ違反になります。
ただ、車種によってライトを購入する必要があります。
充電タイプだったら、家に忘れることも、、、
スマホライトではダメな理由を法律観点から、そして間違った疑問を持たないよう、まとめました。
自転車の無灯火をスマホライトはダメな理由は照射と規格
こう思うかもしれませんが、法律関連を調べると定義がありました。
車両等は、夜間(日没時から日出時までの時間)道路にあるときは、政令で定めるところにより、前照灯、車幅灯、尾灯その他の灯火をつけなければならない。政令で定める場合においては、夜間以外の時間にあつても、同様とする。
引用元:道路交通法第五十二条
夜間はライト点灯をしないと法律違反になります!ということですね。
また、地方によって昼間も指定されたら点灯の義務があります。
次に自転車用のライトを付けず、スマホライトなら大丈夫なのか?
という疑問に対しては、照射できる範囲が狭いからです。
スマホライトでは照射が足りない
スマホライトでは、自転車ライトの代用になりません。
照射できる範囲が狭く、前方を照らせないからです。
調べると自転車のライトの定義は、都道府県によって違うそうです。
東京都の条例で定められているものは、次のとおりでした。
白色または淡黄色
夜間、前方10メートルの距離にある交通上の障害物を確認することができる光度
このような条例からも
スマホライトでは明るさが足りないから「違反」になります。
そもそも、自転車にライトが付いていない状態が違反です。
壊れたからと、放置していれば危険性は高まるでしょう。
ライトの意味を確認する
自転車のライトは運転時に前を照らす以外の役割もあります。
もう一つの役割が「自分の存在を知らせること」です。
前方に付ける反射板も重宝します。
無灯火のとき、車のライトが当たれば反射するし、発見が早くなります。
ライトと反射板、両方つけていないのはダメです。
警察に呼び止められて処遇を受けても、文句は言えません。
ですので、事前にライトは取り付けておくことを前提にしましょう。
書いていて思いましたが、スマホライトで夜間に自転車で走ること、この考え自体を捨てたほうが良さそうです。
まとめ:安全性を低くするマインドは捨てる
さいごに、口うるさいと感じることを言いますが、安全面を無視するマインドは基本的に間違っています。
たとえば、こんな疑問を持つ背景に
「捕まらなければOK」という気持ちがないでしょうか。
→ お酒を飲んで運転する前提・自転車のライトがなくても夜は乗れる?
→ 夜に無灯火で走る前提
安全面を考えていれば、出てくる疑問ではないです。
しかし、この手の疑問を持つ人、意外と多かったです。
今回のスマホライトの代用も、ライト代を節約したいのか?それとも面倒なのか?
どちらかはわかりませんが、安全性を低くする認識は変えたほうが良いと断言しておきますね。
自転車に乗っていたら「車がなんとかしてくれる」という気持ちになります。
この油断、結構危ないので気をつけるしかなかったです。
正義感が強く出た記事でした。
移動手段に頻繁に使う自転車、ちょっとだけ大事に考えてみてはどうでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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それではまた、次回の投稿でお会いしましょう!
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